教育委員委員会では、金環日食の観察で宇宙への興味・関心をさらにつなげ、 深めることをねらいとして、来る6月6日の「金星太陽面通過」観察に向けた 情報を市内小・中学校へ発信した。
特に、金環日食観察と同様、太陽の観察には十分な注意が必要であることか ら、再度、児童・生徒への注意喚起を依頼した。
なお、小学校では、児童37000 人が「金環日食観察スコープ」を持っている ことから、このスコープを利用した観察を実施することが可能である。
「はやぶさの故郷さがみはら」
子どもたちの宇宙への興味・関心をつなげよう
平成24年6月5日 相模原市報道提供資料
【問い合わせ】
学校教育課 西 山(5178)
*ダイヤルイン 042-769-8284 5月21日金環日食観察の様子(陽光台小学校)
「はやぶさの故郷さがみはら」
子どもたちの宇宙への興味・関心をつなげよう
平成24年6月6日(水)
=相模原市で観察できる時刻=
◆通過のはじまり 午前7時10分頃
◆通過のおわり 午後1時50分頃
(約6時間30分間観察できます)
「金星の太陽面通過」ってどんな現象なの?
太陽面を金星が横切るように観察できる現象です。このとき、太陽-金星-地球が一 直線に並びます。観察できる時間は6時間程度、観察する時刻によって、金星の位置が 移動します。金星の見かけの大きさは、太陽の大きさの30分の1程度です。日食スコ ープ等の太陽観察専用のグラスを使用すれば太陽面に黒い点が観察できます。
◆「日食観察スコープ」等の太陽観察専用グラスの利用にあたって
① 遮光シートが剥がれていないか教師が点検する。
② 「日食観察スコープ」を両手でしっかり持ち、顔を伏せて太陽方向に体を向ける。
③ 顔を伏せた状態で「日食観察スコープ」を顔にぴったりとつける。
④ そのまま顔を上げて、遮光シートの部分から太陽(日食)を観察する。 ただし、太陽(日食)の観察は続けて1分以上しないこと。
⑤ 歩行しながらの観察は絶対行わないこと。
(参考 Webサイト)
国立天文台 http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20120606-venus-tr/index.html
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